C-3-1ビザで韓国へ行った話 旅費編
日韓夫婦が家族訪問として韓国へC-3-1ビザで行った話です。
ビザの申請方法などについてはこっちをみてね。
旅程についてはこっちをみてね。
旅行の日程も決まったところで、航空券やホテルの準備を始めた。
航空券、ホテル代、諸々の雑費を含めて、かかった費用は以下の通り。
ひとつづつ詳細を書いていく。
(PCR)陰性証明書 - 2,000円 (1,000円 x 2)
これは渡航するまで色々な情報が出回っていて、どこで受けるか非常に迷っていた。
場所によっては1人あたり15,000円みたいなところもあり、夫婦で受けるとPCRだけで3万円近くなるのは高すぎないか・・・?と思い、出発日ギリギリまで探していた。
ここの良かったところは、
- とにかく安い
- 都民であればPCR検査費の2,500円は無料だった(6/30まで)
- さまざまな場所に検査場がある
- 午前中までに受ければ次の日中に結果が出る
だった。
私が受けた時は都民であればPCR検査費は無料だったので、パスポート番号入り検査結果通知書の発行費の1,000円のみで済んだ。おそらく都内では一番安いPCR検査場だと思う。
個人的には前日・前々日は仕事もしており、あまり遠くまでPCR検査に行くのも出来なかったので、渋谷にあったのも良かった。
検査結果は、月曜日の午前中に受けて、火曜日の13時くらいにメールで通知が送られてきた。結果もPDFで送られてきたので、便利だった。
航空券 - 70,137円 ( 行き: 31,120円 + 手荷物 5kg追加 2,000円 + 帰り 37,017円)
コロナ禍ということもあり、飛行機自体が少なくなっており、家から近い羽田空港ー金浦空港便は飛んでおらず、強制的に成田空港ー仁川空港便に。
今までのイメージだと、往復高くても15,000-20,000くらいだったけれど、やはりちょっと割高だった。
ちなみに航空会社はZIPAIR。
JAL系列のLCCで、LCCらしくサービスは最低限。
機内持ち込みが1人あたり7kg、預け荷物は別料金だった。
行きはお土産をたくさん持って行ったので、手荷物の重量も増やした。(7kg→12kg)
日本のカウンターではめちゃくちゃ細かく量られたので、追加しておいて良かった。
帰りは軽くなると思ったが、意外と荷物が多く、重量オーバーしていたが、韓国のカウンターは超適当で、量られず、重量オーバーにもならずに済んだ。
機内はLCCなのでモニターはないものの、USB充電が出来たり、タブレット置きなどもあり、日本→韓国くらいの距離であれば十分な設備だった。割とおすすめ。
宿泊費 - 105,202円 (13泊)
ホテルはどこにするか悩んだが、長く滞在&ホテルで仕事もすることから、
- キッチン(水道、電子レンジなど)
- 仕事ができるデスク
- お風呂
- 大きめのクローゼット
がついているホテルを探すことに。予算は10-15万円以内。
初めはレジデンスタイプのウィークリーマンションを見ていたのだが、少し衛生面が気になったので、毎日清掃が入るホテルを選んだ。
上の条件で見つけたのが、
東大門にある「スカイパーク キングスタウン トンデムン」だった。
このホテル、またソウルに行くことがあればまた泊まりたいと思うホテルで、何が良かったって
- 立地が良い(東大門駅、DDP駅から徒歩5分くらい)
- アウトレットモールの上で、ご飯屋さんやコンビニなど周りに沢山ある
- 日本語が通じるスタッフがいた
- 中が綺麗
- 共用キッチンがあり、レンジやIHコンロつき
- シャンプー・ボディーソープなどのホテルアメニティが個パッケージ
という感じだった。ホテルのレポートはまた別の記事にまとめるが、とにかく毎日どこに行くにも便利すぎたホテルだった。
ちなみに私たち夫婦が泊まったのはレジデンスツインという部屋で、クローゼット x 2、デスク x 2、ダイニングテーブル、テレビ x 2、シャワー、バスタブがあり、めちゃくちゃ良い部屋だった。
部屋の広さは30平米で、広さは申し分なし。特に良かったのが、シャワーとバスタブの部屋が別々だったこと!
韓国あるあるのシャワーとトイレが一緒になっている問題があるが、このホテルだったらどちらかがシャワーしている間にトイレもいくことができて良かった。
急いでいる時は2人一緒にシャワーも浴びれるしね。
こんな感じの設備があるホテルで、105,202円 ÷ 13泊 = 8,092円 (2人)なので、1人あたり4,000円ちょっとって、かなりお値打ちだと思う。
レジデンスツインでこの値段なので、他のコンパクトな部屋はもっとリーズナブルだと思う。
めちゃくちゃオススメ!
通信費 - 1,500円(夫のSIM) + 9,800円(UQモバイル 世界データ定額
490円 x 20日)
海外に行くとスマホなしでは何も出来ないので、スマホを使えるようにしておくのはマスト。夫は通信機能だけで良かったので、事前にAmazonで購入したSIM。
30GBも使えて、日数制限も特になかったため、非常に便利だったそうな。
APNを削除だったりプロファイルの登録などすこし面倒な作業があったが、韓国でも通信は問題なく使えていた。
私の場合は、仕事上電話を使う必要があったため、日本で使っている携帯がそのまま使えるよう、auが出している「海外データ定額」を使用した。
ちなみにauだけでなく、UQ mobileなどのauの子会社である格安通信会社の契約でも使える。
1日980円なのが、事前登録しておくと半額の490円になる。
韓国についたら、特別な設定は必要なしに、そのまま自分の持っているスマホを使えるので、APNを削除だったりプロファイルの登録など、少し複雑な作業を避けたい人はこっちもオススメ。
しかしちょっと厄介だったのが、通信制限。月15GBのプランで契約しているのだが、韓国で使うデータ容量は、この月契約のデータ容量から引かれた。
Webサイトを見てみると、
世界データ定額でご利用の通信量は、「くりこしプラン+5G」の月間データ容量やデータチャージのデータ容量購入分から消費します。
としっかり書いてあり、見落としていた。
Web会議の通信が悪い時など、スマホのテザリングを使用していたため、15GBは結構簡単に使い切ってしまい、結局追加のデータ容量を買う羽目に・・・。
電話番号を特に使う必要がない人は、夫が使っていたSIMを購入するのをおすすめする。
コロナ禍、かつ長期間の渡航になるため、30万近くかかりそうだな、と思っていた旅費だったが、19万弱でおさまったので、思ったより安く済んで良かった。
この記事が誰かの参考になれば幸いです。
C-3-1ビザで韓国へ行った話 旅程編
日韓夫婦が家族訪問として韓国へC-3-1ビザで行った話です。
ビザの申請方法などについてはこっちをみてね。
さて、無事ビザも下りたところで、旅行の日程の詳細を決めていくことに。
ちなみにビザ申請に使用した訪問理由書にも旅程をざっくり書いていたが、細かくはまだ決めていなかった。
今回の目的は、韓国の家族に会うことともう一つ大きなことがあった。
それは、結婚式場の見学。
日韓夫婦のみなさまは、日本と韓国、どちらで式を挙げるのか悩むところだと思うのだが、私たち夫婦は、夫の家族がたくさん親戚がいる&韓国の結婚式はたくさん人を呼ぶ、ということだったので韓国で結婚式を挙げることにした。
時期はざっくり来年の5月(これはまた後で波紋を呼ぶのだが、その話は追い追い・・・)ということで、ちょうど1年前になるこのタイミングで式場見学、決定までしようと思ったのだ。
航空券の値段が日によってけっこう差があったため、出来るだけ安く行ける日程で行くことにした。
ちなみに私たち夫婦の仕事環境はこんな感じ。
- 私
- 完全リモートワーク、そして裁量労働制なので開始時間・終了時間も自分で決められる。有給も自由に取れるので割と時間の融通が効く
- 夫
- 転職前の有給休暇中。2ヶ月近く休み
私は海外からのリモートワークを許可してもらっていたので、訪問タイミングではほぼ有給を使わず、平日は韓国で仕事、休日は式場見学というプランにした。
ちなみに夫の実家は、水原(ソウルからは1時間くらい離れた都市)にあり、結婚式場も水原にするか?という話もあったのだが、そもそも水原に私たち夫婦が気に入るスタイルの結婚式場がなかったのでソウルで行うことに。
そんな感じで航空券検索サイトと睨めっこして、家族の都合なども加味した日程はこちら。
旅程表
----------------------------------------------------------------------
6月1日(水) ソウルへ到着〜水原へ移動 (有給)
6月2日-6日(木-月) 水原、平日は仕事・土日は夫の家族訪問
6月6日-19日(月-日) ソウルのホテルに宿泊、土日は結婚式場見学
6月20(月) 水原に帰省、義両親と過ごす
6月21(水) 日本に帰国 (有給)
----------------------------------------------------------------------
もともとairbnbで1ヶ月単位で借りてしまって、中期滞在にしようかと思っていたのだが、airbnbって高いのね。ソウルの都心で綺麗なところを1ヶ月予約しようと思うと17万くらいからの感じだった。もちろんこの期間は日本の家賃も払いつつ行くので、そんな金額は払えないので却下。
ちなみにソウルと水原は1時間くらい離れていると前述したけれど、東京から想像するなら立川〜八王子くらいの距離感らしい。しかし街は結構大きいようで、規模感で言うと私の実家の静岡くらいらしい。全部例えなので合ってるかどうかは現地にて確かめてみる。
交通は、電車の特急・各停もあれば、バスで空港やカンナムまで1本らしく、アクセスも結構良いらしい。これも例えなので改めて検証してみる。
そんな感じで、韓国訪問の旅程が決まった。
こんな日程で大体どのくらいの金額になったかは次の記事にて。
C-3-1ビザで韓国へ行った話
こんにちは。もぴです。
2年間の恋愛を経て、韓国人の夫と2022年春に結婚しました。
夫の家族とは、コロナでビザが発行されておらず、実際に会うことができないためカカオトークで話したことしかなかった。
しかし、結婚後、夫の有給消化&入国条件の緩和、という良いタイミングが重なったにため、韓国の家族訪問を計画することに。
ビザ取得から韓国入国まで、色々と大変だったので備忘録も兼ねて記録しようと思う。
韓国ビザの取得方法
ビザにはいくつか種類があるが、私たちが取得したのは
【C-3-1 家族訪問】ビザ。(詳細はこちらを見てください)
この対象になるのは韓国人の配偶者がいる日本人か、その日本人の家族などらしい。
必要書類は上の通りだが、それぞれを簡単に補足してみます。
- 査証発給申請書
- ビザに必要な情報を記入するシート。こんな感じ。書く箇所が多かったので、当日領事館で書くよりも事前にプリントアウトして記入して行ったほうがスムーズかもしれない。
- パスポート用規格写真
- 東京の麻布にある領事館なら、領事館の1Fに機械があった。写真を提出したものの、ビザではパスポートの写真が使用されたので、この写真が何に使われたかは謎・・・
- パスポート
- 6ヶ月の有効期限を残したパスポートである必要あり
- 隔離同意書
- 隔離がありますよ、という旨の同意書。領事館にありました。
- 韓国訪問理由書
- 韓国にて、どのくらいの期間、どのようなことをするのかというのを1枚にまとめたシート。形式はなく、自由だそう。いろんな人のブログなどを見て、適当に書いても通ったという人もいたが、私の夫は丁寧に表にして、どうやって過ごすかなどをまとめてくれた。もしシートを参考にしたいひとがいれば、共有するのでコメントしてください。
- 家族関係証明書
- これは夫が、ネットでダウンロードしてプリントアウトしてくれた。
- 日本の戸籍謄本
- 私はマイナンバーカードを持っていたのでコンビニにてプリントアウトした。土日と夜間はプリントアウトできないので注意。
こんな感じ。このシートを全て準備して、私は都内在住なので麻布の駐日大韓民国大使館に行った。
ビザの申請は午前9:00-11:30で、私が行った時はそこまで混んでいなかったが、混んでいて11:30までに受付に呼ばれないと次の日に再訪問という鬼畜システムらしい。
申請自体は書類も揃っていたのですぐに終わり、10日程度でビザが発行されると言われた。ちなみにパスポートはビザの申請上、回収された。
ビザの進行状況はKOREA VISA PORTAL(https://www.visa.go.kr/)にて確認とのこと。
ちなみにこの確認には、自分のパスポートNoが必要になるので、パスポートNoは事前に控えておくこと。
私はGW前の4/25に申請して、5/9にビザが下りた。GWも挟んでちょうど2週間。
ビザが発給されたので、ビザを取りにまた韓国大使館へ行った。
ビザの受け取りは午後2-4時。混むだろうと思って2時ちょっと前に着いたら、すでに40人程度の待ちがいた。
しかし、基本的にはみんなビザを受け取るだけなので、サクサク順番は進み、30分くらい待って自分も呼ばれた。
ビザはパスポートに貼られるとおもっていたが、まさかの紙ペラ1枚。無くしたら終わりなので、大事に大事に持ち帰った。
ということでビザが無事発行された。気軽にサクッと行けていた韓国が、こんなに遠い国になるとは・・・。
次は旅程について。